『奥三河物語』の主な内容
概説 レンズを通して見た奥三河
1、米づくり憧憬
田起こしから田植えへ/立ちはだかる災害/収穫を終え、冬支度/おごそかに旧正月/農繁期の子どもたち/農の風俗/家畜とともに/蚕が紡ぐ夢
コラム 山里に生きる 害獣駆除/林業/鳥屋
2、くらしの歳時記
家族の春夏秋冬/くらしの知恵
コラム 生業さまざま
3、戦争にゆれる村
迫真の防空演習/警防団の活躍/在郷軍人/青年学校と青年団/勤労奉仕/陸軍省、県知事も認めた兵隊婆さん/寒中の托鉢/金属供出/松根油/誉れを胸に勇んで戦地へ/名誉の凱旋/銃後を護る家族、遺族への慰安/シンガポール陥落祝賀と戦没者慰霊祭/精神教育で国を護る/翼壮練成講習会/小学校と行事/傷つき病に倒れ/村葬
コラム 納屋、蔵に潜んでいた村の宝井戸、厠など野外設備
4、ふるさとの風景
鳳来町/稲武町/設楽町/豊根村/津具村/東栄町/富山村/足助町/廃線となった田口線/レジャーブームに沸く
5、路傍におわす神仏の数々
仏教系/神道系/墓石/民間信仰
6、澤田久夫と奥三河
特別寄稿「名倉談義の世界」(印南敏秀)
対談=澤田久夫が記録した「奥三河」(鈴木冨美夫・印南敏秀)
澤田久夫年表
あとがき