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知多半島の100年

 伊勢湾と知多湾、三河湾に囲まれた知多半島は各地に天然の良港を備え、近世には「尾州廻船」が活躍し、全国の港と関わりを持っていた。明治期には愛知県初となる鉄道が敷かれ、その地の利とインフラ整備があいまってさまざまな産業が勃興した。戦後は愛知用水の通水、知多半島道路や南知多道路の開通、沿岸部への工場進出などもあり、産業の成熟期を迎える。さらに平成には中部国際空港(セントレア)が開港し、日本の航空基点として大きな役割を担うようになった。
本書は知多半島の明治、大正、昭和、平成の写真を収録し、100年の歩みをたどった写真集である。当地域では2012年発刊の『知多半島の昭和』以来の出版だが、既刊書にはない初出写真を掘り起こし満載した。各写真には郷土を知る執筆者の解説が付けられ、ビジュアルとともに地域の歴史や当時の人びとの暮らしぶりが深くわかる内容となっている。


〈監修・執筆〉
森靖雄(元『愛知県史』近代産業経済担当専門委員)
〈執筆〉
石津琳那(とこなめ陶の森職員)
太田 弘(とこなめ陶の森職員)
小栗康寛(とこなめ陶の森学芸員)
佐藤明夫(半田空襲と戦争を記録する会代表)
真田泰光(知多市歴史民俗博物館学芸員)
竹内 進(知多半島資料収集研究室主宰・竹内進コレクション)
馬場信雄(一般社団法人赤煉瓦倶楽部半田理事長)
半田市立博物館


判型  A4
頁数  280頁
発売日  2022年10月20日
本体価格  9082円
ISBN  978-4-908436-85-7






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知多半島の100年

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9,990円 (税込)

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■目次■
巻頭口絵◆カラー写真で見る知多半島
第Ⅰ部
1 近代化する知多半島〜明治・大正のあゆみ〜
 特集◆知多の海と港町
2 近代教育のはじまりと軍国主義への道
3 新時代の幕開け〜昭和前期の風景と人びと〜
4 しのびよる軍靴の音〜戦時体制下の知多半島〜
 特集◆知多半島の軍用機産業と半田空襲
 特集◆東南海地震と動員学徒

第Ⅱ部
5 思い出の街角と風景
 特集◆継承されるカブトビール工場 〜赤レンガ建物のあゆみ〜
6 暮らしのスナップ
7 交通網の変遷
8 知多半島の生業と産業
 特集◆日間賀島の絞り産業
9 祭りと民俗行事
10 戦後教育と思い出の学び舎
 特集◆戦後を駆け抜けた子どもたち
11 地域のできごと点描
 特集◆中部国際空港の開港〜空の玄関口となった知多半島〜

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〈監修・執筆〉
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〈収録地域〉
愛知県-半田市・常滑市・東海市・大府市・知多市・阿久比町・東浦町・南知多町・美浜町・武豊町

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〈ジャンル〉
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