なつかしきあの日、あの時。
心に残る思い出――「昭和」。
広島県ー広島市・安芸郡
広島市、安芸郡を対象とし、激動の時代「昭和」をとらえた写真で綴った写真集。600枚以上収録された写真の中には収録地域で起きた様々な出来事や、市井に生きる人びとの営み、また現在は見ることの出来ない懐かしい風景などを満載している。その中には原爆投下直後の市内のようすや、復興へと歩み始める人びとの姿、また郊外の風景やそこに住まう人びとなど、心に刻まれた記憶を呼び起こさせるようなものばかりである。そのほか日本人初の金メダリスト・織田幹雄や戦前から行われてきた熊野筆まつり、広島の復興に立ち上がった経済人など興味深いコラムも収録している。
表紙カバー写真は、八丁堀界隈〈中区・昭和38年〉
〈執筆・監修〉
久村 敬夫(くむらよしお/広島ペンクラブ常務理事)
〈執筆〉
青木 義和(あおきよしかず/海田町ふるさと館副館長)
梶矢 祥弘(かじやよしひろ/熊野町文化財保護委員)
百本 邦子(ひゃくもとくにこ/西国街道・海田市ガイドの会)
松本 尚武(まつもとしょうぶ/瀬野川流域郷土史懇話会会長)
弥山 政之(みやままさゆき/フリーライター)
判 型 A4判、上製本
頁 数 280頁(カラーページ16頁)
発売日 2015年12月17日
本体価格 9,250円+税
ISBN 978-4-902731-86-6
本書の内容について間違いがございました。
謹んでお詫び申し上げます。
訂正箇所につきましてはコチラから確認願います。
■本書の主な内容■
巻頭カラー 色彩の記憶――カラー写真でたどる郷土の昭和
1章 戦前の暮らしと風景
フォトコラム 世界人織田幹雄の「出会い」と「精進」
2章 戦前・戦中の教育
3章 戦時下の日々
4章 変わりゆく戦後の風景
フォトコラム 歴史の残る海田
5章 戦後の暮らしとスナップ
6章 わがまちの出来事
フォトコラム 広島の復興 ~立ち上がった経済人たち~
7章 交通の変遷
フォトコラム 瀬野は鉄道村~セノハチ物語~
8章 思い出の街角
フォトコラム 闇市と映画館から復興した広島の街
9章 祭りと民俗行事
フォトコラム 熊野筆まつり唄
11 懐かしの学び舎と教育
フォトコラム 戦後の子どもたち